笑顔が苦手な人へ。「笑顔になろう」と人は簡単にいうけれど・・・
更新日:2022年9月19日

社内コミュニケーション大全:2022/8/29
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▶【1】本日のタイトル
▶【2】今日の記録
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■この記事は、エンジニアなどの予備知識がない人でも
職場での社内コミュニケーション、メールスキル、経済、政治、会計など、ビジネススキルにもっと気楽に触れてほしい。という想いで書いています。
ビジネス・アレルギーを払拭していただければ嬉しいです。
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【1】笑顔が苦手な人へ。「笑顔になろう」と人は簡単にいうけれど・・・
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■こんにちは。株式会社TEAM-IN(チームイン)
桐生宏樹です。
わたしには苦い思い出があります。
結婚式の前撮り(事前撮影)のころです。
お互いにウェディングドレス、タキシードに身を包み、
妻と様々なシチュエーションで撮影をします。
カメラマンから「笑って~」と声をかけられます。
ですが、当時のわたしは、笑顔というものが
全くできない人間でした。
「ほらほら~ぎこちない笑顔になっているからもっと笑って!」
と、カメラマンに言われても、笑顔になれるものなら 苦労はしません。
それでも精一杯、カメラマンの要求に答えようと ニコニコした(つもり)でした。
■結果、できあがった写真は ニコニコとは程とおい、「にまぁ~」という いやらしい笑顔でした。
悪役が悪いことを企んでいるときの 顔に近いです。
それを見た妻や、友人からも 「ヒロキの笑顔って、いやらしいよね」 と言われるほど、本当に笑顔が苦手でした。
20代のわたしは、 目がつり上がり、口がへの字の、いわゆるバッテン顔だったのです。
■わたしのように笑顔が苦手な人は多いとおもいます。
普段は笑うことができても、「笑顔」を意識してしまうと表情がかたくなる こんな経験あなたにはありませんでしょうか?
笑顔になれないわたしだからこそ、そんなあなたにオススメしたいことがあります。 「笑顔に」なる必要は全くないということです。
「笑顔になろう」と、人は簡単にいうけれど それは、笑顔が既にできている人だから、簡単に言えるのです。
コミュニケーションの研修でも「笑顔は大事ですよ」 という言葉は鉄板ネタのように出てきます。
そんなこといわれなくても、笑顔が大事なんてことは皆知っています。
問題、どうすればいいのかわからない。
ということではないでしょうか?
この写真の人たちのようになる必要はないということです。

■もう一度いいます。
コミュニケーションにおいて、ムリに笑顔になる必要はありません。
むしろ、笑顔を意識すればする人ほど、笑顔から離れていきます。
ではどうすればいいのか?
意識するのではなく「口をある形」に変えるだけでいいのです。
ある形とは?驚くほど簡単です。
アルファベットの「E」をつくり、そのまま口を閉じるだけ。
■「E」の発音ができる人であれば、誰でもできます。
ステップ1:Eの口をつくる
ステップ2:口を閉じる
もうこれだけです。
笑顔にならなくても、これだけでムスッとした表情から おだやかな表情になります。
つまり、ムスッとした顔を卒業出来るのです。
これだけでも、相手はずいぶんと安心するものです。 結果、あなたとお話をしていて気分が良くなる、肩の荷がおりる。 このような人が増えていきます。
まさに、この写真がイメージに近いです。

■「笑顔」がコミュニケーションにおいて重要であるかどうかは エビデンス(論文や心理実験)の数を見ればわかります。
ですが、笑顔とまではいかなくても、 ムスッとした状態を脱することができるだけでも、ずいぶん世界がかわるものです。
わたしも、いまだに笑顔が苦手です。 ですが、ムスッと表情を卒業し、今の研修講師の仕事についています。
重要なのは笑顔になるのではなく
ムスッとした表情から脱することなのです。
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【2】今日の記録
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今日のつくばは、最高の天気です。
先日、勝浦にいきましたが、勝浦タンタン麺に驚きました。
玉ねぎの甘みと辛味があれほど合うものとは。
勝浦というと、港町なので海鮮丼をイメージする人も多いと思いますが
個人としては、勝浦タンタン麺を強くオススメします。
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