ダメなお礼と良いお礼
更新日:2022年9月19日

社内コミュニケーション大全:2022/8/4
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▶【1】本日のタイトル
▶【2】今日の記録
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■この記事は、エンジニアなどの予備知識がない人でも
職場での社内コミュニケーション、メールスキル、経済、政治、会計など、ビジネススキルにもっと気楽に触れてほしい。という想いで書いています。
ビジネス・アレルギーを払拭していただければ嬉しいです。
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【1】 ダメなお礼と良いお礼
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■こんにちは。株式会社TEAM-IN(チームイン)の桐生宏樹です。
前回までの「アナログマーケティング」の続きとなりますが、 今回は知り合ったあとのアフターフォローに ついてお話をさせて頂きたいと思います。
いろいろなイベントに参加して、名刺交換をしたとします。
ここではい、終了。
では、ただの名刺交換で終わってしまいます。
もちろん、全く意味がないわけではありませんが、 これで終わらせては、営業マン失格です。
仮にあなたが営業マンじゃなくても実にもったいないのです。
せっかくの時間とお金をかけるのであれば、 意味のあるご縁として繋げたいもの。
したがって、勝負は名刺交換後にあります。
■多くの交流会に参加して、 わたしが弾き出した、ある確率をお伝えしますと、
名刺交換後に、御礼などのメールを出す人の割合は、だいたい5%です。
つまり、20人と名刺交換をすると1人、
よくても2人から、御礼のメールが届きます。
(たまに勝手にメルマガに登録され、よくわからないメールがバンバン届くこともあります。笑)

■つまり、ほとんどの人が、御礼を出す。 と言う行為をおこなっておりません。
だからこそ、御礼をだすだけで、 残りの95%の人とは別の印象を残すことができるのです。
しかもお金などかかりません。
ネット代だけ。
人より良い印象を残す方法は簡単。 人がやらないことをする。
つまり、心がこもった御礼を出す。 ということです。
■さて、ここで、注意点があります。
御礼の出し方によっては、逆に印象を悪くすることがありますので、
必ず以下の点を抑えることを、オススメします。
▼全員に一斉送信はしない。
▼面倒だからと、コピペの使い回しはしない。
(悪い例) 桐生さんこんにちは。 昨日はどうもありがとうございました。 今後ともよろしくお願い申し上げます。
って、こんなメールを頂いても 誰も嬉しくありませんよ。
手抜きされていると思われます。 (実際手抜きですし)
御礼すらまともにできない人。 手抜きをする人。
と、逆に相手に悪い印象を与えてしまいます。
じゃあどうすればいいの? ■御礼を出すときの文面作成ポイントは 3つの、流れを抑えることです。
▼1ホームページ、SNSを使い、 相手を調べてから、文面をつくる。
▼2相手の素晴らしいポイントを 把握して、文書に組み込む。
▼3追伸として、モニターの協力依頼という形で 自分自社のフロントエンド製品を参考情報でのせる。
(サンプルや、お試しと表現すると売り込まれている感じが出るので、 あくまでもモニター協力として案内をだしておくことがポイントです)
すると、タイミングがあい、 本当にサービスを必要としている人から、受注が入ります。
私はこの「御礼」でだいたい、 20人の方に御礼メールをすると、確実に1件、受注できます。

■1から3を徹底すると、1人に御礼を出すだけでも、 5分10分がかかります。
(は?ここまでしないとダメなの?)
と思われている方がおりましたら 逆にお聞きしたい。
むしろ5分10分を×20人(100分~200分)で受注できたら むしろ安いと思いませんでしょうか?
しかも売り込んでいない分、 本当にいらないサービスなら無視されます。
ということは、受注頂ける場合、 貢献できるチャンスを頂けるということになります。
■幸か不幸か、95%の人は、名刺交換後、御礼を出しません。
仮に、御礼を出す人がいても、 マーケティング要素を組み込んでいません。
だから、やった人が得をするのです。
御礼と、ほんのちょっと、製品を案内するだけで、
その製品で誰かを救えるのだとすれば、 こんなに有意義なこともなかなかないのでは?
とキレイごと抜きでそう思っています。
起業家は世の中に貢献することで 評価されるのですから。
■今回は社内コミュニケーションの話ではありませんが、 社外においても、社内においても重要なのことは1つ。
手間をおしまない。それが結果として近道になります。
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【2】今日の記録
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わたしは楽天のサービスをいくつか利用しています。
楽天証券、楽天銀行と、楽天にはお世話になっていましたが
楽天モバイルだけは、困りました。
1週間前から、今まで自宅でつながっていたものが、急につながらくなったのです。
「なぜ今までつながっていたものがつながらくなったのか?
問い合わせしても「6ヶ月間まってほしい」とのこと。
2回目の問い合わせをしても、質問に対して回答が得られず。
かわりにきたのは、既にムリだと判明している改善案です。
これはまともに向き合ってもらえないと判断し、
別な携帯会社にのりかえることにしました。
わたしは、「今までつながっていたものが急につながらくなった理由」を聞きたかったのですが、2回も同じ内容を聞いても回答がなく、
わからないのなら、『調べても原因がわかりません』ぐらいの回答はしてほしかったです。
かわりにきたのは、「以上をもちまして本お問合せに関する回答とさせていただきます」
という機械的な回答。
感情がないやりとりは実に残念です。反面教師にさせていただきます。
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