コーチングで失敗したエンジニアマネジャー

更新日:9月29日



■「コーチング」を導入する企業が増えています。 中でも注目しているのは、「エンジニアのためのコーチング」です。 エンジニアは技術者として高い専門性を持つ一方で コミュニケーションを専門で学ぶ機会が少ないのが現状です。


これは、わたしがエンジニア派遣業界に身をおいているときから 感じていた課題です。 ■多くの企業は、エンジニアの教育というと、 技術・ITスキルの教育に傾注してしまうのです。 仮にコミュニケーションの研修があったとしても、 汎用的なものであり、エンジニア向けとは言い難いのが実情です。 エンジニア、技術者の中にはコミュニケーションが苦手な人も多くいます。 汎用的な研修をうけたところで、 「それができないから困っている」 となるのが関の山です。 ですので、「エンジニアのためのコーチング」に意識がむくのは とても良い傾向だとおもっています。


ところで、「コーチング」って何? という方のために、コーチングの簡単な解説と、 落とし穴までお伝えしたいと思います。


■コーチングとは一言で言えば、 自分で答えを引き出してもらうためのアプローチです。 (細かい説明は省きます) たとえばあなたが優秀なエンジニアで 機械設計のことなら何でも知っているとします。

そんなあなたに、新人さんが部下につきました。

早速、新人さんから質問がきます。

「こういうとき、どうすればいいですか?」


あなたは何でも知っています。 すぐに答えを言いたくなると思います。 ところが、コーチングを学ぶと、そこをグッとこらえ、 ある言葉を1つ、挟むようになります。


「いい質問だね、ところで君はどうすればいいと思うの?」

■なぜこれが重要かというと、 質問こそ、相手に気づきをあたえ、成長を加速させるからです。

成長を願うのならば、遠回りになったとしても、 相手に考えさせないといけません。

教えた方が早い。でも、相手に考えさせる。 これも、立派な教育なのです。

とはいえ、コーチングも万能ではありません。 問いかけてばかりでは、いつまで経っても答えが出ないときはあります。

「ティーチング」「コーチング」というように対比されますが すぐに教えることも、重要なのです。



■さて、そんな効果の高いコーチングですが 1つだけ落とし穴があります。 コーチングの主役はあくまでも相手にあります。 これが長所でもあり、欠点にもなりえます。 たとえば、マネジャーがコーチングを多用するケースです。

コーチングを学んだマネジャーは質問します

●「君はこのプロジェクト、どう進めればいいと思う?」

部下は答えます


▶「自分なら、こうしてこうすればいいと思います」


●「わかった、いったん、それで進めてみようか」 と、マネジャーも合意し、部下のやり方で進めます。 問題なのは、このやり方で「失敗」したときです。



■部下としてはたとえ失敗したとしても、

自分で考えた意見で、マネジャーも合意した内容だけに 「このやり方でうまくいかなかった」

と伝えづらくなるときがあります。 事態が悪化し、追求したとしても



「そもそも、マネジャーも合意していたじゃないですか」 という開き直りか、 「できていませんでした。すみません」 という言葉が帰ってきますので


(では、なぜ、もっと早く言ってくれないのだ・・・・) と、マネジャー愕然とします。 そして、「やる気がない、責任感がない」 という判断をしてしまうことがあります。


ですが、それは本質ではなく、 実際には「言えなかった」ということも少なくないのです。

■その対策はあるのでしょうか? あります。それは、先にいっておくことです。

つまり、進め方が決まった段階で、


▶「やってみたら全然できなかった。ということはよくあること。

何か違和感が出たら、遠慮なく、すぐに相談してほしい」



という形で事前に伝えておくのです。

この一言を伝えることで、比較的に事前に相談が来る可能性が増えます。 新たな視点を与え、エンジニアの成長を促すコーチング。

ただし、どんな手法にも一長一短があることを忘れてはいけないと思います。 今日も社内コミュニケーションを大切に。

――――――――――――――――――――――― 【2】今日の記録 ――――――――――――――――――――――― 自宅待機5日に突入。 ありがたいことに、サッカー少年団の関係者、 ご近所さん、親戚から救援物資を多くいただき、 生活必需品の心配はまったくなくなりました。 こういう困った時に助けてくれる人って本当にありがたいですよね。 自分もそういう人間でありたいです。 ―――――――――――――――――――――――

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