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なぜ嫉妬という感情が人間に必要なのか?

更新日:2022年9月19日





 社内コミュニケーション大全:2022/8/11

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▶【1】本日のタイトル

▶【2】今日の記録

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■この記事は、エンジニアなどの予備知識がない人でも

職場での社内コミュニケーション、メールスキル、経済、政治、会計など、ビジネススキルにもっと気楽に触れてほしい。という想いで書いています。

ビジネス・アレルギーを払拭していただければ嬉しいです。

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【1】 なぜ嫉妬という感情が人間に必要なのか?

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■こんにちは。株式会社TEAM-IN(チームイン)

桐生宏樹です。


なぜ人間に、感情があるのか?

それは、「必要」だから。


というのがわたしの考えです。


目、鼻、口、のように、

人間には必要なものしかなく、

感情も目と同じように体の機能として必要だからある。


このように、わたしは考えています、



たとえば「恐怖」という感情があります。


マイナスで捉える人が多いのですが、

とても重要な感情だと思うのです。


なぜなら、恐怖がないと

人間はあっという間に絶滅していると思うからです。


原始時代を想像してください。


あなたは、夜、焚き火をしています。


すると、何者かが、後ろの茂みがガサゴソと音をたてます。


恐いですよね。


あなたは槍をもって構え、身を守ります。




■これが恐怖です。


身を守るために、生き残るという目的のために、

恐怖ほど重要な感情はありません。


人間は臆病だから生き残れたのだと、わたしは思います。


「怒り」もそうです。


他人に攻撃されたときに反撃しないと、

に一方的にサンドバックになってしまうことがあります。


自分の身を守るために、怒りは必要な感情であり、

身を守るために必要なのです。


何かすれば報いをうける。


だから他者に敬意をもつ。



「報復」で社会はバランスを保っている。

わたしはそのように感じています。




■では、嫉妬はどうでしょうか?


現代社会においても「男の嫉妬」

などと、いい意味で使われない嫉妬という感情。


嫉妬なんて必要なのか?

と疑問に思う人はいるのではないでしょうか。


ハッキリと断言しますが、

人間社会に嫉妬は、必要です。


むしろ、人類が発展する上で

嫉妬はなくてはならない感情です。





■まずは嫉妬の特徴を考えてみます。


嫉妬を感じると、人は苦しくなります。


たとえば、


「オレの方が仕事できる。なぜあいつは、オレより給与が高いのだ」


という恨みがあったとします。


よくありそうな話です。


でもよく考えると不思議ではないでしょうか。


相手は何もしていないのです。邪魔されたり、嫌がらせをうけたら

相手に恨む理由もわかりますが、何もしていません。



そんなこといったら「アラブの大富豪」はどうでしょうか。


彼らは地球から出てくる天然資源で大金持ちの生活をしています。


給与をいうのなら、私たちよりはるかに上。


彼らは毎日8時間以上、せっせと働いているのでしょうか?


でも、アラブの大富豪に嫉妬心を抱く人、

わたしは見たことがありません





■ここでのポイントは「嫉妬」という感情は

近い人、親しい人にむけて起こる感情だということです。


これはどういうことなのでしょうか?


なぜ身近な人の動向に、反応してしまうのか?


究極的には、生き残り、子孫を残すためなのではないか?

と、わたしは思うのです。


なぜかというと、情報は常に、身近な人からもたらされるからです。


社交的な人とそうではない人とでは、受け取る情報量が違います。


原始時代を想像してください。


「あそこは、ライオンの縄張りだ。くそ、一人やられた!」

「あそこの沼は魚が多いが、カバやワニが多いので危険だ!」


という情報があれば、「武器をもつ、近づかない」

などと、リスクに対処できます。


つまり、近い人から情報を得ることで、

生き残ってきたのがわたしたちなのです。


連絡もとれないような遠くの他人ではなく、

近い人から情報を得る。


ゆえに、距離が近い人の動向を気になる。

ということなのではないでしょうか。




■その中でも、嫉妬を抱くことで、何を人類もたらしたのか?

わたしは、「発展」だと思います。


「妬み」は言い換えると、「悔しさ」ということです。

スポーツの世界では、「悔しさ」はとても重宝されます。


悔しいから練習し、ライバルに勝つ。

負けたライバルは奮起し、また努力を続けます。


こうして、競争が発生し、人類は発展してきました。




■結局、何がいいたいのか?


社内コミュニケーションの観点でいうのなら、

「嫉妬」という感情を否定するな!ということです。


なぜなら、嫉妬という感情を否定してしまうと

「悔しい」という気持ちを失うからです。


嫉妬を「妬み」で終わらせてしまえば、

それはただの愚か者ですが


「悔しさ」に変換し、自分の成長の原動力にするには

嫉妬という感情は、絶対に外せない感情なのです。


そのためにはどうするのか?

「妬む敵」ではなく「ライバル」という解釈をしてほしいのです。


「あいつが羨ましい。でも、あいつにもできたのなら自分にもできる」


という、解釈をすることで、


「相手からどうすればいいのか?アドバイスを求めることができます」

「妬む敵」と認知している限り、アドバイスを求めることなどできません。


「ライバル」と解釈することで、あなたは、成長し、

本来抱える必要のないストレスから開放されることになるのではないか。


私はそう思うのです。


妬む敵ではなくライバルと解釈すること。


全ては自分のため。本来抱える必要のないストレスから開放されるためです。



今日も社内コミュニケーションを大切にしていきましょう。


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【2】今日の記録

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昨日は那須で、人生初のシャワークライミングでした。


開始前に、土砂降りの雨と、雷。

他のお客さんは全部キャンセル。


わたしだけ「やります」の一言。笑


※もちろん、インストラクターには安全面で問題ないことを確認ずみ


結果論ですが、雨はすぐにやみ、晴れ間がさし、

問題なく自然を楽しむことができました。


途中で引き換えした、お客さんの車のナンバーを見ると

品川、大宮と、遠くからきている人たちが多かったです。


世間の人たちはなんというかわかりませんが、

「やった後悔より、やらない後悔」を重んじる人生を歩みたいと思いました。


本日からお盆休みの方も多いでしょう。

良い休日をお過ごしください



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