いうことを聞かない。これは誰の責任?
更新日:2022年9月19日

社内コミュニケーション大全:2022/9/2
▶━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◀
▶【1】本日のタイトル
▶【2】今日の記録
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■この記事は、エンジニアなどの予備知識がない人でも
職場での社内コミュニケーション、メールスキル、経済、政治、会計など、ビジネススキルにもっと気楽に触れてほしい。という想いで書いています。
ビジネス・アレルギーを払拭していただければ嬉しいです。
―――――――――――――――――――――――
【1】いうことを聞かない。これは誰の責任?
マネジャーを苦しめる8つの誤解 その1
―――――――――――――――――――――――
■こんにちは。「らせん面談」の 株式会社TEAM-IN(チームイン)桐生宏樹です。
「部下の責任は上司の責任」
こんな言葉を聞いたことがないでしょうか?
一見、上司やリーダーとして潔い姿だと思いますが、
わたしは違和感を覚えるのです。
なぜなら、部下には全く責任がないでしょうか?
そんなことないと思うからです。
社会人になって、お金をもらっている立場なのです。
わたしは新人だから、責任がないんだ!
なんて言っている新人がいれば、
わたしは飛び蹴りもんだと思います。
■では、上司の責任にないのか?
というと、そうでもないと思います。
やはり指示の仕方にもよって部下が動く、動かないも判断されるからです。
いったいどっちなんだ!
と、突っ込まれるかもしれませんがこの良くあるある事象を、分解してご説明します。
■いうことを聞かないということは、
指示しているにもかかわらず、 部下が指示をきかないということです。
指示をきかないことに関しては、 「部下の責任」であることは前述の通りです。
ですが、指示をきかないことに関して、 上司は自分が悪い、マネジャー失格だ。 などと思う必要はありません。 上司の責任ではないからです。
■なぜならば部下の責任だからです。
では、上司はどうなると責任を負う必要があるのか?
それは、その状況を放置した場合です。
そのとき、はじめて上司は責任を負うことになります。
■つまり、こういうことです、放置さえしなければ 上司は自分に対する余計な負い目を感じる必要はないのです。
やれることをやるマネジャーに対して責任を追求する必要があるのでしょうか?
「必死にどうすべきか?」考えているマネジャーに結果だけをみて 追求するのは間違いなく、間違った打ち手です。
そんなことをすれば、自分の頭で考えるマネジャーがいなくなってしまいます。

■もちろん、 指示を聞いてもらうための、指導方法や伝え方のセオリーはいくつもあります。
ですが、その手法が通用するかは 「やってみなければ、わからない」のが本当のところです。
そのため、前提としてこの考え方を、 多くの教育者やマネジャーに知ってほしいと思います。
余計なストレスや、負い目を感じてほしくないのです。
■繰り返します。 言うことを聞かないのは部下の責任です。
そして、その状況を放置しない限り、 上司は上司としてやることをやっているということです。
責任をなすりつける必要もないし、自分が責任を負うこともありません。
責任感のある真面目なマネジャーこそ
陥りやすいことですので、ぜひこの誤解を解いてほしいと思います。
――――――――――――――――――――――
【2】今日の記録
―――――――――――――――――――――――
今日は打ち合わせが2件、自分の悪いところにも気づくことができ、
すごく密度の高い日を過ごすことができました。
昔は欠点を指摘されると感情が先走っていた、情けない自分でしたが、
36にもなると、冷静に自分を見つめて受け入れることができます。
そのことも含めて、自分の成長に、気づいた1日でした。
みなさまも良い週末をお過ごしください。
―――――――――――――――――――――――
1on1ミーティングの代行による現場初の組織改革「らせん面談」
1on1ミーティング導入などでご興味があれば、ぜひ当社をご利用ください。
株式会社TEAM-IN(チームイン)https://www.team-in.net
―――――――――――――――――――――――