【TEAM-IN・チームイン】20代で覚えておきたい。他人への注意の仕方
更新日:2021年3月9日
■こんにちは。TEAM-IN(チームイン)です。
■いきなりですが、もし皆さんは以下のようなメールがきたら
どう思いますか?
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■いつも○○さんは、頑張ってもらっていますが業務中に関連性の薄いメールは控えるようにしてください。
私は許可していません。業務終了後に対応をお願い致します。
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※文章は架空のものです。
内容は正しい。でも、なぜか冷たい印象を受けます。
■理由は2つあります。
1つ目。誉め言葉のあとに、続けて指摘をしてしまっている。
2つ目。言い切り分。「ください。」「ません。」などを使っている。
たとえば、
「あなたはホウレンソウが素晴らしいが、この時間はやめてください。」
この文章も悪い叱責ではないです。
でも人によっては、冷たく感じて
受け入れられないケースも出てきます。
なぜなら褒め言葉を、後の文章が打ち消してしまっているのです。
ようするに、「この人は指摘するために、褒めたのだな」
と、無意識で感じ取られるのです。
せっかく褒めても、「が」をつけて続けてしまうと、
効果が薄れてしまいます。
■ではどうするのか?
「あなたはホウレンソウは素晴らしいが、この時間はやめてください。」
を
「あなたはホウレンソウが素晴らしいよね。それと、時間だけ変更お願いします。」
もっと改善すると、
「あなたはホウレンソウが素晴らしい。だからこそ、時間を変えるともっと良くなる」
■このような形で
褒めた文章でいったん文を「。」で切ります。
そして「ください。」「ません。」などを
「してほしい」「もっと良くなる」
という表現に変えるだけで、相手は指摘を受けいれやすくなり、
叱責ではなく、アドバイスという認識にかわります。
■やはり言い方や手法を間違ってしまうと、
相手を無駄に委縮させてしまったり、関係を悪くする要因にもなります。
したがって、
「あなたのために言っている。」
「応援している。」
「もっと良くなります」
このような表現に変えるだけで相手は指摘を受けながら
励ましのメッセージを同時にもらえるので好意的に受け入れられます。
言い辛いことを伝えたいとき、
社外、社内、どちらでも使える「伝え方」ですので、
参考になれば嬉しいです。